さわデンタルクリニックです。

残念ながら、むし歯は治療しても再発することがあります😥
そして、そのたびに歯を削る必要があります。
歯は削れば削るほどもろく、抵抗力が落ち、最悪の場合は歯が折れたり膿がたまって抜歯に至ります。
１本の歯が再治療できる限界は４～５回といわれています。


「🧐たとえ削っても、その部分に詰めたりかぶせたりすればリセットされるのでは❓」と思う方もいるかもしれませんが、ツギハギがあるとその部分からまた劣化するのは歯も同じです。

そこで、歯の再治療予防のために意識するべきポイント３つ👌💡をお伝えします

①歯ぎしり・食いしばりの過度な力から歯を守る（対策→マウスピースや咬筋ボトックス注射等）　
過度な噛む力は詰め物を劣化させやすく、また詰め物と歯との間（ツギハギ部分）に隙間ができると唾液中のむし歯菌が侵入し、歯の深部にむし歯が再発します。
さらに、神経を抜いた奥歯は歯が割れるリスクが高くなります。むし歯や歯周病と同じく、歯を失う原因です。

②経年劣化しにくい材質の詰め物やかぶせ物を選択する
統計的に、銀歯は歯の内部が酸化したり、セメントの劣化などからむし歯の再発率がやや高いといわれています。

③歯ぐきを痩せさせない（対策→歯周病予防、過度な強いブラッシング予防、歯ぎしり・食いしばりの過度な噛む力の予防）
かぶせ物を入れた後に歯ぐきが痩せると、歯の付け根が露出してむし歯リスクが高まります。
さらに過度な噛む力や歯周病は歯ぐきが痩せる原因です。
硬い歯ブラシやサイズの合わない歯間ブラシも、歯ぐきが傷つき痩せるので中止しましょう🪥
ご自身に合った歯ブラシがわからない方には歯科衛生士がお伝えします🌟

このほか、毎日の食べ物による急激な温度変化なども詰め物の劣化につながります。歯や詰め物にとって口内は過酷な環境です💦

今回はむし歯の再発予防のために、歯磨き以外で意識するべきポイントをお伝えしました。

ただ、ご自身ではすべてを管理するのは難しいと思います。
健診での定期的な健康チェックをし、ご自身のお口の状態やリスクを把握していただくことが、健康への近道です🦷✨

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当院では、患者様のご希望や口腔内の状況等から、お一人ずつに合った治療法をご提案します。
その後の予防管理や定期健診にも力をいれています🙆‍♀️